最近は多くのメーカーからランニングシューズが発売され、どのシューズが自分に合っているのだろう？と悩んでいる方も多いと思います。
この記事では、アシックスから発売されている「マジックスピード2」が気になっている方に向けて、商品の特徴や実際に履いてみた使用感をレビューしていきます。
基本スペック
まずはマジックスピード2の基本的な性能を紹介します。
asicsから発売されているランニングシューズとしては、他には「メタスピード」「ノヴァブラスト」などのモデルがありますが、それらのちょうど中間に位置したようなモデルであり、普段履きからレースまで幅広く対応可能な一足です。
以下に基本的なスペックをまとめます。
・重量：240 g (*前作から10gUP)
・ドロップ：5mm(*前作は7mm)
・靴底の厚み：前足部24mm/踵部31mm (*前作より踵部が2mm厚い)
・ミッドソール上層部：FFF BLAST™ PLUS (*前作FF BLASTから変更)
・ミッドソール下層部：FLYTEFOAM (*前作と違いミッドソールは2層構造)
・グリップ：ASICSGRIP™ (*メタスピードと同じ)
・カーボンプレート：ミッドソール全面 (*前作は前足部のみ)
続いてそれぞれの部分についてもう少し詳しく説明していきます。
前作では前足部のみだったカーボンプレートが、マジックスピード2ではフルレングスに変更となっており、前作以上の反発力を感じられる一足です。
ミッドソールの上層には軽量で反発性に優れた「FF BLAST™ PLUS」が採用され、かかと部の厚みが増したことでクッション性も向上しています。
asicsの最上位シリーズのMETASPEED+シリーズにも搭載されている「ASICSGRIP™」を採用しており、優れたグリップ力を発揮します。
商品レビュー
続いては実際に履いてみた印象をレビューします。
フルレングスのカーボンプレートと聞くと、しっかり脚力のある人しか履きこなせないイメージがあると思います。
しかし、マジックスピード2は反発力がありながらも、接地の柔らかさとクッション性をしっかり感じられ、幅広いランナーにおすすめしたいアイテムだと感じました。
グリップはメタスピードと同じASICSGRIPを使っているため、非常に安定感が高く接地の瞬間もブレたりしにくい印象がありました。
接地の安定感とカーボンプレートの反発性が非常にバランスよく幅広いペースで履ける一束であると思います。
具体的には、5分/km以上のペースから、3分20秒/kmぐらいのスピード練習でも十分対応できる万能型の一足に感じました。
特に4分~4分30秒ぐらいでペース走や距離走を走る時に一番安定感とクッション性のバランスを良く感じました。
参考価格：16,500 円(＊メーカー価格)
本体重量：240 g (サイズ:27.0cm)
大きさ：24.5~32.0cm(メンズ)、22.5~26.5cm(レディース)
公式HP:Asics HP
マジックスピードをおすすめしたい方
先にも述べたようにマジックスピードは幅広いランナーにおすすめしたい一足です。
目標ペースごとに分けておすすめの使い方を紹介していきます。
■サブ4~3.5を目指すランナー
5分/kmを切るペースで高い安定感と反発力を感じられる一足なので、ポイント練習からレース本番まで使える一足になると思います。
ノヴァブラストなどさらにクッション性の良いシューズをjogやLSD用としつつ、ポイント練習〜レース本番でマジックスピードを履くのがおすすめの使い方です。
ノヴァブラストについてはこちらでも紹介しているので参考にして下さい。
■サブ3.0を目指すランナー
サブ3.0を目指すランナーだと、4分~4分20秒ぐらいのペース走や距離走に最適の一足だと感じました。
普段の練習で履き慣れたシューズで本番を迎えたいという方には、そのままレース本番まで使える一足です。
このレベルの方だと練習はマジックスピードで本番はメタスピードに挑戦してみても良いのではないかとも思います。
参考価格：16,500 円(＊メーカー価格)
本体重量：240 g (サイズ:27.0cm)
大きさ：24.5~32.0cm(メンズ)、22.5~26.5cm(レディース)
公式HP:Asics HP
＜まとめ＞
今回はマジックスピード2を紹介しました。
カーボンプレート内蔵で推進力を得られながら、履きこなしやすいマジックスピードは多くのランナーにおすすめしたい一足です。
記事を読んで少しでも気になった方はぜひチェックしてみてください。