【目標ペースごとに紹介】アシックスのおすすめランニングシューズ5選!

アシックスは1949年に創業者・鬼塚喜八郎がスポーツによる青少年の育成を通じて社会の発展に貢献することを志して興した会社です^[1]。
健康な体には健やかな精神が宿ると信じて、日本の方にあった商品を提供してきました。
そんなアシックスからは練習目的やレースペース別に多くの種類のランニングシューズが発売されています。
今回はその中から目標ペースごとにおすすめのランニングシューズを紹介していきます。

アシックスのシューズの特徴

アシックスのランニングシューズには多くの技術が搭載されています。
目的に適した技術が搭載されたシューズを選ぶことで、より快適にランニングを楽しむことができます。
シューズに搭載されている代表的な技術を紹介していきます。

■幅広い足型に対応

アシックスは日本のメーカーということもあり、日本人向けに作られているのが大きな特徴です。
そのため、欧米の方と比べて比較的足幅の広い日本人でもキツくない広めの設計になっています。
他のメーカーの靴を履いてみて、少しきつさを感じた方はasicsのシューズがおすすめです。

■GELテクノロジー

かかと部のクッション材に、衝撃吸収材としてGELテクノロジーが搭載されたGEL-KAYANOなどのアイテムが発売されています。
公式HPにも以下のように記載されています^[1]。

防振材・衝撃吸収材としても用いられるシリコーンを主原料とする軟質なゲル状素材です。 ゲル状素材であるため、ウレタンフィルムでパッキングされており、シューズの踏み付け部やかかと部など、衝撃が大きい部位に搭載されています。

このGELテクノロジーにより、コンクリートなどの硬い路面でも脚への衝撃を和らげながらロング走などを走ることができます。

■サステナビリティの追求

走り易さ以外にも環境に対しても高い意識を持って取り組んでいます。
中でもミッドソールには植物由来の素材を使用しています。
また、製品のライフサイクルの過程で発生する温室効果ガスの総量を示す"カーボンフットプリント"の表示を開始しているのも特徴です。

https://www.asics.comより引用

おすすめのランニングシューズ

まず初めに今回紹介するランニングシューズを一覧で紹介します。
目標ペースごとに初心者から上級者まで対応できる5足を選びました。

＜＜横スクロール可能＞＞

	GEL KAYANO30	NOVABLAST3	SUPERBLAST	MAGIC SPEED3	META SPEED SKY+
対象ペース	5分/km~	5分/km~	5分/km~	3分20/km~	3分/km~
特におすすめの使用方法	jog,距離走、ロード走	jog,ペース走	jog,ペース走	jog,距離走, ロード走	レース, スピード練習
重量	303 g	250 g	g	240 g	205 g
クッション性	★	◎	◎	○+	○
ドロップ高さ	mm	mm	mm	mm	5 mm
その他	クッション性抜群 GELテクノロジー搭載	ぽんぽん弾む感覚	ぽんぽん弾む感覚	スピードを出しつつも 柔らかさも感じられる	スピード◎
参考価格	19,800 円	14,300 円	14,300 円	16,500 円	27,500 円

GEL KAYANO30

GELシリーズより”GEL KAYANO30”を紹介します。
軽いジョグからフルマラソンまで対応できる、優れた安定性とクッション性が特徴の一足です。
また、GELテクノロジーに加えて、ミッドソールにFF BLAST PLUS ECOクッショニングを搭載しており、非常に高いクッション性を発揮します。

「4Dガイダンスシステム」が搭載されたことで、足を優しく包み込むような安心感があり、初心者の方でも安心して長い距離にチャレンジできるアイテムです。

ミッドソールに内蔵されたパーツが足を接地するたびに、土踏まずのアーチの位置を適切な位置へ回復するのを促し、より効率的な走りをサポートする機能があります。

また、約24％がバイオ由来で、環境にも配慮したアイテムになっています。

NOVABLAST 3

ソールが柔らかくクッション性が高いということです。
ソールが柔らかいので、接地の時に足裏が優しく包まれているような印象があります。
接地の時にソールが変形し、元に戻ろうとする力で「ポンポン」と前に進む印象です。

その他の点として、足を接地したときの安定感も非常に高いです。
脚が左右にぶれにくく前に重心が移動するのをサポートしてくれます。
元々の接地の仕方などで、右足と左足で接地の様子が違う人なども幅広い接地に対応しているので、走りの安定感が増して推進力が得られる感じがあります。

SUPERBLAST

ジョグやロング走におすすめの反発性に優れた一足です。

NOVABLASTよりソールが6mm厚くなり、ヒール高がなんと37.5mmとなっています。
それによりクッション性がさらに増しているだけでなく、ポンポンと弾む感覚もより強くなった一足です。

さらに、シュータンとアッパーがシューズ内部で一体化された構造を持つことで、足へのフィット感とブレのなさが高いのが特徴です。
軽快に弾む感覚でこれまで以上に楽しくランニングができる一足なので、これから頑張って走り始めようという方にもおすすめしたい一足です。

Magic speed3

フルレングスのカーボンプレート内蔵の反発性に優れた一足です。
MAGIC SPEEDは反発力がありながらも、接地の柔らかさとクッション性を感じられるシューズです。

グリップはメタスピードと同じASICSGRIPを使っているため、非常に安定感が高く接地の瞬間もブレにくい一足です。
接地の安定感とカーボンプレートの反発性のバランスがよく、幅広いペースの方におすすめできるシューズです。

具体的には、5分/km以上のペースから、3分20秒/kmぐらいのスピード練習でも十分対応できる万能型の一足に感じました。

META SPEED SKY+

最後に紹介するのがMETA SPEED SKY+です。
META SPEEDにはストライド型の"META SPEED SKY"とピッチ型の"META SPEED EDGE"の2種類があります。

特に違う点が踵からつま先までのドロップの高さです。
META SPEED SKYではドロップが小さく、フォアフットでパンっと地面から反発をもらいながら走るようなタイプの人におすすめなのに対して、META SPEED EDGEはドロップがSKYより3mm高くなっており、かかとからつま先までの体重移動とローリングを意識した一足です。

パンパンと弾むように走る方にはSKYがおすすめで、かかと設置からの体重移動で走るような方にはEDGEがおすすめです。

どちらもカーボンプレート内蔵で、asics最上位クラスだけあって性能はピカイチの一足です。

ただ、カーボンプレートの反発を生かしながら走るにはかなりの脚力が必要なため、かなり距離を踏んでトレーニングできているランナーの方や、サブスリー以上を目指すような方におすすめの一足です。

＜まとめ＞

今回はアシックスのおすすめのランニングシューズをペースごとに応じて紹介しました。
アシックスは日本人の足型を良く考えているだけでなく、初心者から上級者まで幅広くアイテムが揃えられているので、自分のレベルや目的に応じて最適な一足を見つけるようにしましょう。

参考情報
[1] asics公式HP：https://corp.asics.com/jp/about_asics