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【台湾・十份観光】見どころ・九份への行き方まで紹介

日本でも大人気の観光地「台湾」。
台湾には多くの観光地がありますが、台北から離れた、郊外の観光地として有名な「十份(十分)」、日本人の観光客も非常に多いです。
そんな十份の見どころやアクセスアクセス情報を紹介して行きます。

十份への行き方

おすすめのコース

まず、十份(十分)へ向かう方法としてはタクシー、バス、地下鉄などを用いた方法が一般的です。
中には九份と十份の両方を観光したい!という方もいらっしゃると思います。
その場合、「まず十份を観光してから、続いて九份を観光する」というコースをおすすめします。

理由としては、十份はランタン上げや屋台の食べ歩き、自然豊かな観光地を巡るなど、昼間のアクティビティが多いこと。
そして九份は提灯に明かりがともり出す夕方~夜にかけてが最も綺麗だからです。
そのため、「まず十份を観光してから、続いて九份を観光する」コースをおすすめします。

 

九份・十份へ向かう方法

・台北市内の地下鉄(MRT)+バスで向かう方法

台北市内の地下鉄とバスを乗り継いで向かう方法です。
距離と時間を考えても一番早く・楽に十份に到着することができます。ただし、市内バスに乗る必要があるため、海外に不慣れな方等には難しいかもしません。

まず、台北市内の地下鉄(MRT)文湖線に乗って、木柵駅まで向かいます。木柵駅までは、200円ほどで行くことができます。
この木柵駅から徒歩5分程度のところにバス停があり、ここから十份行きの市内バスが出ています。

バス停の様子

バス停は駅から歩いて行って、道路を挟んで駅側と反対側にありますが、今回乗車するのは駅と反対側のバス停になります。写真の看板でバスの番号を確認し、じっと待ちます。バスはお昼ごろの時間であれば30分に1本程度、14:00頃を回ると1時間に1本程度になります。

このバスに乗って待つこと1時間ほどで十份駅前に到着します。
ちなみにバスは現金で支払いすることも出来ますが、おつりが返ってきません。そのため、小銭を多めに持っていくようにしましょう。
もしくは、地下鉄+市内バスが1日乗り放題のチケットが販売されているので、地下鉄の駅員さんから購入しておくのもおすすめです。
*台湾の地元の方は基本的にカードで支払いをしていました。

十份行きのバスにはWiFiが付いており、他の市内バスよりも少し大きくて綺麗です。
バスが十份行きかどうか心配な方は「十份」と書かれた紙を見せて、ここまで行くかどうかを尋ねましょう。

・市内電車+在来線で向かう方法

台北市内の電車を乗り継ぎ、台北駅 ⇒ 瑞芳駅(ルイフォンえき) ⇒ 十份駅 へと向かう方法です。
台北駅から出発するときに、十份駅までのチケットを購入しておきます。台北から十份まで行ってもなんと400円弱と非常に安く向かうことが出来ます。

瑞芳駅で乗り換えの必要があるため、緊張する方も多いかもしれませんが、他にも十份へ向かう観光客も多く、また看板の表記も漢字表記で何となく意味も理解できる?ため安心してください。
ただし、瑞芳駅 ⇒ 十份駅へ向かう便は1時間に1本程度しか出ていませんので注意してください。あまり待ちたくない!という方は、切符を買うときに駅員さんに確認してみるのが良いかもしれません。

まずは九份へ行きたい!という方に向けて

まずは九份へ行って、時間があれば十份も!という方も多いかと思います。そんな方に向けて九份へ直接向かう際のおすすめの方法を2つ紹介します。

・タクシーで九份まで向かう方法

タクシーを利用すると台北駅から1時間程度、料金は1,000~1,200台湾ドル(日本円で3,500~4,000円)で向かうことが出来ます。
また勇気のある方であれば、台北駅で日本人に声をかけて乗り合いで九份へ向かうことで割安で向かうことが出来ます。

・バスで九份まで向かう方法

台北駅から九份までは直通のバスが出ています。料金は1人当たり115台湾ドル(日本円で400円)とタクシーに比べかなり割安です。
ただし、台湾では並んで待つという概念はあまりなく、観光客の多い週末などは座席の取り合いになってバスを逃してしまう、、、なんてことも。

十份のおすすめ観光スポット

十份老街

十份駅の前には線路を挟んで両脇に屋台がずらっと並んでおり食べ歩きをして楽しみます。
屋台ギリギリを電車が通っていく光景は日本では見ることが出来ない光景で、一見の価値ありです。
電車は30分に一本程度しか通らず、電車が通らない時には写真のように線路に入って記念撮影をすることも可能です。ランタン上げの様子

また、十份のもう一つの名物がランタン(天燈)です。
ランタンは単色:100台湾ドルと4色:150台湾ドルの2種類があり、ランタンに願いを書き、無事に天高く舞い上がれば願いが成就するとされています。
外で行うアウトドアですが、このランタンは風雨の中でもやっています。

私が訪れた時にも台風が接近しており風と雨が強かったですが、職人さんがタイミングを計りながらランタンを上げていました。
(雨に打たれてベランダや屋根に撃沈していくランタンが多かった気はしますが、、、)

ですので、天気が心配な方も大丈夫!安心して向かって頂ければと思います。
このランタンは、駅前の屋台の中にたくさん取り扱いのお店があります。
少し様子を見ながら、綺麗に上がっていく成功率が高いお店を選ぶことをおすすめします。

台湾の旧正月には、ランタンを上げるお祭り「平渓天燈祭」が十份で開催されます。
数千のランタンを一度に挙げる光景はおとぎ話の世界に入り込んだように感じるほど。
ちなみに2020年の元宵節は2月8日(土) なので日本からも行きやすいですね。もし気になる方はこの時期に合わせて行くのもいいかもしれません。

 

十份から九份への行き方

この十份から九份へ向かう方法は2パターンあります。
1つ目は写真にも写っている在来線に乗って、隋份駅へ向かいそこからタクシーに乗る方法。
2つ目は十份からタクシーで直接九份に向かう方法です。実は九份は屋台が19:00頃には閉まってしまいます。
(閉店時間が早いので観光に行く際は注意してください!)

そのため、十份観光時点で15:00~夕方になっているようでしたらタクシーで直接向かうことをお勧めします。
(*もちろんそれより前の方もタクシーで向かうのも全然アリです)。

タクシーで向かうことをお勧めする理由ですが、十份駅には呼子のおじさんたちが日本人観光客に声をかけてきます。
結論から言うと、この乗り合いで向かうことでかなり割安かつ、電車を待つ時間も不要になるので、時短で向かうことが出来ます。
一見怪しそうに見えるかもしれませんが、迷ったらお願いしてみることをオススメします。

ちなみに、十份駅から九份まではタクシーで40分程度で行くことが出来ます。(金額が確か150~200台湾ドルだったと思います。)
このタクシーですが、自分たちが九份を観光している間は近くで待ってくれています。
そのため、乗り合わせた旅行客で帰りの時間を決めてしまえば、台北までの帰りのタクシーも乗り合いで帰ることが出来ます。
この方法なら、台北からタクシーで向かうよりも割安に、かつ十份も観光できるため非常にオススメです。

<まとめ>

今回は台湾のおすすめ観光都市「十份」を紹介しました。
台北の都市とはまた違った、台湾の地元らしさを感じられる観光スポットなので、是非気になった方は訪れてみてはいかがでしょうか。

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