家庭菜園

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【水耕栽培で育てる】アボガドの育て方

今回はベランダ(屋内)菜園でおすすめの「アボガド」の水耕栽培を紹介していきます。
サラダに入れても美味しい「アボガド」は家庭でも種から比較的簡単に育てられます。
観葉植物としても、収穫を目当てとしても、どちらでも楽しめるアボガドのベランダ菜園を紹介していきます。

生育条件

まず、アボガドを育てるうえで、栽培に適した気候を把握しておく必要があります。
アボガドは中南米で多く生産されている作物で、高温多湿の環境を好みます。
一般的に発芽のためには15 ℃以上の気温が必要であると言われており、春~夏に栽培を開始するのがおすすめです。

越冬する場合は、背丈が1mになるぐらいまでは、プランターを屋内に移動させるようにしましょう。

栽培の準備

アボカドの種

アボカドの種

まずはアボカドの種を取り出してよく水で洗いましょう。
それが完了したら、栽培の手順に進んでいきます。

アボガドの種から手軽に栽培する方法としては、「水耕栽培」と「プランターでの栽培」の2種類が挙げられます。
始めのうちは、それまでの間に種から根が伸びていく様子を楽しめる「水耕栽培」がおすすめです。
ある程度成長してからはプランターに移した方がより大きく成長するので、「プランターでの栽培」に移行しましょう。
暖かい環境でも、最初芽が出るまでに1.5か月~2か月ほどの時間がかかります。

<水耕栽培キット>
水耕栽培専用の容器も販売されています。
見た目を気にしない方は、この後で説明するペットボトルを半分にした容器でも同じ機能なので、好みで選びましょう。

 

水耕栽培

水の中に種の半分程度を浸しておきます。
種は丸みが大きい方から根っこが生え、尖った方から芽が出てきます。
そのため、丸みの大きい方を下にして水に浸しておくように気を付けて下さい。

水耕栽培には専用のキットもありますが、まずは手軽に始めたい!という方は1Lのペットボトルでキットを手作りするのがおすすめです。
1Lのペットボトルを半分にカットし、写真のように上半分を反対にして重ねることで、種の受け皿を作ることが出来ます。
これで根が出るまでは、種の下半分が浸かる程度、根が出てからは根が浸かる程度に水を入れて育てていきましょう。
水は定期的に交換してあげた方がいいでしょう。3日に1回は交換してあげるのがおすすめです。

アボガドの水耕栽培の様子

アボガドの水耕栽培の様子

<水耕栽培キット>
ペットボトルだと見栄えが気になるという方は、水耕栽培専用のキットも販売されています。
ネットでも手軽に購入できますので、こちらで始めてみるもいいでしょう。


<液肥>

水耕栽培では、水のみでも成長することができますが、液肥をやることでさらに成長を促すことができます。
以下におすすめの液肥も紹介しておきます。早く成長させたいという方は是非使ってみて下さい。

プランターでの栽培

プランターと土さえあればアボガドは簡単に栽培することができます。
おすすめは水耕栽培で根っこが生えてくるのを確認したのちに、プランターへ移し替える方法です。
プランターに移し替えた方がより大きく育てることができます。

アボガド
アボガドの実をなるように育てるのは大変だと言われています。
それはアボカドの花は両性花の雌雄異熟花のためです。
雄花と雌花の開花時期が異なり、1本の木で受粉させるのは難しいためです。
せっかくなら美味しい果実を楽しみたいという方は、少しでも受粉の確立を高めるために、写真のように複数本を育てるのをおすすめします。

<プランター>
特別気にする点はないでしょう。
将来的に根を張って成長できるように、30cm角以上の大きさが望ましいです。


<培養土>
プランターと合わせて必須になるのが「土」です。
その中でもすでに肥料が配合されている「培養土」がおすすめです。
一般的に奥行き:20cm × 幅:60cm × 高さ:30cm程度のプランターですと1個当たり5Lほどの量があれば十分です。

ただし、育てていくと土が細っていくので、少し多めに購入しておくのがおすすめです。
土が細ってきたら、適宜継ぎ足しながら育てていきましょう。

また、宅配員さんには申し訳ないですが、ホームセンターで購入して自宅まで運ぶのは大変でもあるので、ネットで購入するのがおすすめです。
以下におすすめを紹介します。

 

<まとめ>
アボガドの栽培は比較的始めやすく初心者の方にもおすすめです。
また、水耕栽培で根が成長して行く様子を見守るのは毎日の楽しみにもなります。
観葉植物にも実を収穫するためにも、いずれでも始められる「アボカド」の栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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