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【現役ランナーが厳選】 陸上・駅伝の小説おすすめ5選!

読んだら今すぐ駆け出したくなる!
陸上・駅伝を題材にしたおすすめ小説を厳選して3つ紹介していきます。
どの作品も風を切って走る爽やかさと臨場感を味わえる、陸上・駅伝ファンは必見の1冊となっています。

①一瞬の風になれ

「一瞬の風になれ」は、陸上競技のスプリント(短距離走)と4×100mリレー(4継)をメインに描かれたスポーツ青春小説です。
2007年に本屋大賞を受賞し、2008年2月からフジテレビ系列でドラマ化され、マンガ化までされている人気作品です。
陸上競技は初心者の主人公の「神谷新二」が、幼なじみの天才スプリンターである「一ノ瀬連」と切磋琢磨して最速スプリンターを目指していくお話です。
主人公の新二は陸上競技を通して様々な人たちと関わり人間としても大きく成長して行く様子が描かれています。
この作品を読んでいると、あたかも自分自身がスプリンターとして100mを疾走しながら、トップスプリンターが見ている景色や風を感じられるような臨場感のある描写となっています。
陸上競技をやったことがなくてもその世界に引き込まれて行くこと間違いなしの1冊となっています。

 

 

②風が強く吹いている

実写映画化もされた三浦しをんの箱根駅伝を舞台にしたヒット小説。
主人公の灰二(ハイジ)と走(カケル)をはじめ、メンバー全員が個性的で応援したくなる感動作。

寛政大学の寮である青竹荘、通称「アオタケ」に高校時代にトップランナーだったた蔵原走が入ってくることでストーリーが動き始める。
アオタケにはタバコ好きの「ニコチン先輩」や漫画オタクの「王子」など個性豊かなメンバーが併せて10人。
寮長である灰二の一声で箱根駅伝を目指す住人達。実は知らず知らずのうちに寮生活の食習慣や運動で基本的な体力が鍛えられてきていたのだ。
全くの素人が箱根駅伝を目指す?メンバーは補欠なしの10人のみ。そんな無茶な壁を1人の脱落することなく達成できるのか。
一度読みだすと止まらなくなる、駆け出したくなる青春が詰まった駅伝ファンは必見の1冊です。

 

③ランナー

長距離ランナーとしての将来を期待された高校一年生の碧李が様々な苦悩・葛藤の中で、ランナーとしても一人の人物のとしても成長していく物語です。
ランナーとして以外にも非常に重いテーマを扱いながらも、切なくも透明感のあるストーリーで、何かに熱中していた頃を思い起こさせてくれる1冊になっています。
シリーズもので全4巻あり、一気に読みたい名著です。
著者は、バッテリーなどで多くの賞をとっている「あさのあつこ」さん。
ランナーの方や駅伝ファンの方は是非とも押さえて置きたい1冊だ。

 

 

④陸王

足袋作りの老舗メーカーが事業再興を1足のランニングシューズに託し、様々な苦境に立ち向かい奮闘する話。
1足のシューズを通し、成長・仲間との出会い・ライバルの出現・大手メーカーの妨害など、非常に濃い内容のストーリーが詰め込まれています。

著者は、半沢直樹や下町ロケットで知られる池井戸潤さん。
どんな苦境にも負けない男の人生を通して、大きな熱量を持って熱く描かれています。
ランナーが中心のストーリーではないものの、多くのランナーの方におすすめしたい1冊です。

⑤奈緒子

「奈緒子」は、走りの才能を持った主人公の「壱岐雄介」が、陸上競技、特に「駅伝」を通して人として成長する姿を描いた作品です。
長距離走や駅伝の辛く厳しく練習を通して創られる、仲間との友情や絆に共感出来る一冊です。

長距離の練習は決して楽なものではなく、その厳しさや仲間とのメンバー争いなどリアリティを非常に大切に描かれており、陸上経験者でも納得の一冊に仕上がっています。

圧倒的エースの存在に時には揉めながらも、最終的にチームが1つになっていく姿は読んでいて引き込まれて行きます。
また、主人公の壱岐雄介の疾走シーンは一気に読んでしまうこと間違いなしです。
駅伝ファンの方には是非読んで頂きたい1冊です。

 


<まとめ>

今回は陸上・駅伝に関する小説3選を紹介しました。
どの小説も読んだら今すぐ走りだしたくなるおすすめの1冊です。
市民ランナーの方や陸上好きの方には特におすすめしたい1冊となっていますので、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

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