マラソン大会の必需品の一つがエネルギー用の「ジェル」です。
途中のエネルギー補給が最後までしっかりと走りきれるかどうかに大きく影響してきます。
この記事ではおすすめのエネルギー補給用のジェルを紹介します。
エネルギー補給ジェルを飲む目的
まず始めに、なぜマラソン大会でエネルギー補給用のジェルが必要なのかを紹介します。
走るためのエネルギー源は体内の炭水化物(グリコーゲン)か脂肪です。
しかし、これらをエネルギーに変換する回路は異なっており、脂肪はなかなかエネルギーに代えられません。
そこで、レース序盤〜中盤までは主に体内に蓄えられている「グリコーゲン」をエネルギーに変えて走っています。
しかし、体内に蓄えられるグリコーゲン量には限界があるため、レース後半(30キロ以降)ではエネルギーが枯渇した状態になってしまいます。
これがいわゆる30キロの壁です。
体内のエネルギーが枯渇するために、パタっと足が止まってしまいます。
そのエネルギー枯渇を防ぐために、レース中にエネルギージェルの補給をするのが有効です。
体へ吸収される時間を考慮して、おすすめの摂取タイミングは以下の通りです。
おすすめのエネルギージェル
続いておすすめのエネルギージェルを紹介していきます。
味や特徴も様々なので、自分の好みにあったエネルギージェルを探して、レース本番に飲むようにしましょう。
MEDALIST
天然系の成分を使用しており、ハチミツの自然な甘さでエネルギーを補給することができます。
なるべく口の中のベタつきを減らした設計になっています。
味は全部で4種類です。
- APPLE & HONEY (りんごとはちみつ)
- GRAPEFRUIT & HONEY (グレープフルーツとはちみつ)
- GRAPE &HONEY (ブドウとはちみつ)
- COFFEE & HONEY (コーヒーとはちみつ)
レース中に飲むことを考えると爽やかな味の方がおすすめなので、個人的にはコーヒー以外の3種類の方がおすすめです。
WINZONE(日本新薬)
創立100年の医療用新薬メーカーから出されたスポーツサプリメント。
科学的根拠に基づいた商品で、富士通やトヨタ自動車などの多くの実業団にも愛用されています。
バナナ約1.5本分のエネルギー(115kcal)とエネルギー効率をサポートするヒドロキシクエン酸が配合され、レース終盤のスタミナを強力にサポート指定くれます。
さらには、ミネラル不足により脚がつるのを予防するためにマグネシウムを配合したジェルタイプのサプリメントです。
味は全部で4種類(シークワーサー、オレンジ、マスカット、パイナップル)あり、どれもスッキリして飲みやすいのが特徴です。
<まとめ>
今回はおすすめのエネルギージェルを紹介しました。
ランニング中のエネルギー枯渇を少しでも抑えて、最後までランニングを楽しめる助けになれば幸いです。
今後も実際に飲んでみておすすめの補給食を紹介していきます。