最近の日焼け止めは高機能化が進んでおり、紫外線をカットするのに加えて、+αの価値がついているアイテムが多くなってきています。
その中でも、花粉症の方に嬉しい花粉やほこりの付着を抑える日焼け止めを紹介します。
日焼け止めを選ぶ際のポイント
まず、日焼け止めの有効性について説明していきます。
日焼け止めを選ぶ上で欠かせないUVカット性能については「紫外線の肌への影響やUVケアの必要性ついて紹介」で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
とにかく日焼けをしたくないという方には、SPF50、PA+++以上の日焼け止めをお勧めします。
おすすめの日焼け止めとメカニズム
早速おすすめの日焼け止めと花粉の付着抑制メカニズムについてまとめていきます。
各社とも少しずつ対応の方法が異なっており、各社のリリースされている情報を参考にまとめていきます。
ビオレ UV バリアMe(花王)
まず紹介するのが化粧品大手の花王が販売しているバリアMeです。
明るく仕上がるミルクタイプとぷるんと潤うエッセンスタイプの2種類が販売されています。
いずれも高い紫外線防御能を持つので、紫外線対策としての性能も申し分ありません。
■花粉の付着抑制メカニズム
ここでは、花王の公式HP(1)を参考に花粉の付着抑制メカニズムについて紹介していきます。
蓮の葉は超微細な凹凸表面を構成することで、高い撥水機能を有しており、表面にほこり等が付着するのを抑制する事が知られています。
それに着目し、日焼け止めによって肌上に微細な凹凸形状を形成することで花粉やほこりの付着を抑制することができます。
現在問題になることの多いPM2.5程度の非常に小さい微粒子の付着も抑制する事ができます。
この花粉付着抑制を用いた、①うるつやエッセンスタイプ、②明るく仕上がるミルクタイプ、これらの2アイテムを紹介します。
■クッション ジェントル エッセンスタイプ
エッセンスタイプでみずみずしい使用感が特徴です。
保湿成分を多く配合しているため、ぷるん肌が続く日焼け止めです。
塗布後に肌が白くもなりにくく、ノビが良いアイテムになっています。
花粉が気になる方がまず始めるのにおすすめの商品です。
参考価格:1,078円
容量:50ml
タイプ:ミルク
特徴:紫外線吸収剤フリー、保湿成分で潤う、無添加
■明るく仕上がるミルクタイプ
紫外線吸収剤不使用(ノンケミカルタイプ)で肌に優しいアイテムです。
シアバター・ワセリン・BG等の保湿剤が配合されており、肌の潤いもキープしてくれます。
化粧下地としても使う事ができ、マスクの下につけても取れにくい設計になっています。
参考価格:968 円
タイプ:エッセンス
特徴:ノビが良い、白くなりにくい、保湿成分配合、無添加、洗浄料で落としやすい
アレルバリア (資生堂)
肌の上にバリア膜を作ることにより、花粉やほこりの付着抑制をしてくれます。
■アレルバリア エッセンス N
みずみずしい美容液タイプで花粉やほこりの付着を抑えます。
SPF50+/PA+++と高い紫外線防御性能を持ちます。
ノンケミカル処方かつ保湿剤配合で肌にも優しい日焼け止めです。
■アレルバリア エッセンス BB N
こちらもノンケミカル処方で肌に優しい設計になっています。
塗るだけで肌のくすみや赤みをカバーしトーンアップしてくれる嬉しい機能付き。
もちろん花粉の付着抑制効果もあります。
<まとめ>
今回は花粉やほこりの付着を抑制する事ができる高機能日焼け止めを紹介しました。
これまでの日焼け止めに+αの価値を試してみたいという方は是非使ってみてはいかがでしょうか。
参考HP
(1)花王公式HP https://www.kao.co.jp/bioreuv/barrierme/
(2)資生堂公式HP https://www.shiseido.co.jp/dp/allerbarrier/